台湾の歴史の本を読んで台湾の話をNOTEしようとしているのですが、オランダの話が面白くオランダの話が多くなって来てしまいます。
オランダ東インド会社が取引した順
①グジャラート(インド北西部地域) 入手=織物 *オランダ領インドコロマンデルで入手したと思われる
②スペイン語圏・ポルトガル語圏 入手=レアル銀貨 *隣国なのでおらんだでも流通していたのではないでしょうか?
③コロマンデル(元オランダ領インド) 入手=コロマンデル織物・白檀
④スマトラ(インドネシア西端の島) 売=グジャラート織物 買=胡椒・金
⑤バイテン(ジャワ島西端部) 売=レアル銀貨・コロマンデル織物 買=胡椒
⑥中国 売=白壇・胡椒・レアル銀貨 買=中国製品・金
⑦日本 売=中国製品 買=銀
⑧コロマンデル(元オランダ領インド) 売=スパイス・レアル銀貨 買=コロマンデル織物
⑨アラビア(*ザックリしているな) 売=スパイス他 買=銀貨
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おしろいですね。想像を豊かにするとオランダ領時代のインド・コロマンデルで世界に売る商品を半分強奪するような感じで入手して、船に積み込み航海にでる。オランダーインドーインドネシアー中国ー日本ーサウジアラビアと渡り寄港した場所で他国で仕入れたものを売る。売り買いを重ねて行くと徐々に財産が大きくなっていく、自国に帰って来ると持って行った以上の大きな富となっている。そして、オランダ東インド会社は、株式会社のような感じで出資を募っていたので大きな富を出資者に返す。日本の昔話を「わらしべ長者」世界規模で考えて方をしっかりオランダ経済に結びつけている。すごい!現在にもつながる経済理論ですね。と言うか経済活動の基本でしょうかね。このような仕事がしたい。
thanks 出典
日台貿易史(その2)タイオワン事件による日蘭貿易断絶顛末記 姉崎慶三郎
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